それが中華製Arduinoだったら
ArduinoIDEにおいて、エラーが出たにもかかわらず「コンパイルが完了しました」と表示されてしまうことがある。
しめしめ、なぜだか知らんがうまくいったぞ…と思って、そのままプログラムを書き込むと再起不能になる。
まずは前日の記事を参考にしていただきたい。それで動くようなら、それでいい。
それでもダメなら、以下のことを順に試すのがセオリーだが、どうせムダだ。
(1)ArduinoIDEを再起動する。
(2)USBケーブルを抜いてみる。
(3)Windowsを再起動する。
これらの手順を踏んでも元に戻らない人は、中華製のパチモンArduinoを使っているのではなかろうか。
だったらデバイスドライバをファイルごと削除して再インストールするのが早い。
この時、[_]ファイルを削除するにチェックを入れておかないといけない。
そうしないと、さっきのドライバが再利用されるだけで意味がない。
削除が終わったら、いったんUSBケーブルを抜いて、もう一度挿すといい。
ドライバを要求されるか、あるいはデバイスマネージャ→USB2.0-Serial→ドライバソフトウェアの更新
とやって、中華製シリアルドライバ(ex.CH340)などのドライバを再インストールすれば直る。
今回はWindows8.1+ArduinoIDE 1.8.8で確認したのだが、他のWindowsはどうなっているのかよく知らない。
一般的なマイコンボードでは、FTDI社のUSBシリアルICが搭載されているものだが、
中華製のマイコンボードには、コストダウンのためパチモンが搭載されているいることが多い。CH340などと表記されるICで、メーカーサイトさえ存在しない。
そんなドライバだから、少々の不具合はしかたがない。
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