畑を買いたい
朝起きたら、雪が積もっていた。午後からの仕事なので、まあ問題はない。
現在、私が耕作している畑は、借り物の土地である。
借りている畑には、長年、土地を占有する果樹などは植えるわけにいかないし、やはり自分の畑が欲しい。
だが残念なことに、私は農地を買うことができない。農地法で以下のように定められているからだ。
>権利を取得しようとする者又はその世帯員等の、取得後の経営面積が50a未満(採草放牧地を含む)の場合は許可することができない
農地を手に入れるためには、合計の広さが500㎡以上もの農地でないと許されないのだ。日本全国、ほとんどの都府県が同じルールである。
そこで、いい手を考えた。ものすごく不便な山間の農地を買えばいいのだ。
たとえばJAが発行している広報紙を読むと、460㎡(※1)で80万円という土地が掲載されている。
不便な土地の相場は意外に安い。
地目は水田となっているが、きっと車ではとても近づけないような場所だと思われる。
それでも構わない。私はこの土地が目的ではない。この農地を買っておくことで、いつか自宅近くの農地を買うことができるのだ。
ただし購入した農地は、必ず農地として維持しなければならない。もちろん宅地化も許されない。
手入れ不要な作物を植え、最小限の手間で農地を維持していく必要がある。
また購入するためには、私が農業をしているということにしなければならない。
だからアリバイ作りとして、しかたなくベリー畑の手入れしている…と、嫁には話してある。
※1. うちは現在、140㎡の農地を所有しているので、360㎡以上の土地であれば買うことができる。
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