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2015年7月15日 (水)

コーディング規約

今年の春、本社から作業計画書が届いた。
PowerPointを駆使した大作に見えたが、なにしろ本社から届く計画書だ。そんなはずはない。
中を読むと、やはり勢いは冒頭だけだった。
その冒頭には、コーディング規約について丁寧に書かれていた。作業前にコーディング規約を読み、それに従ってプログラムせよとのことだ。

そして肝心の計画は、タイトルしか書かれておらず、詳細はまったくわからない。
タイトルだって、○○書にしたがって、ファイルの入出力を統合する××を作るみたいなことが書いてある。
○○書はもちろん存在しないし、そもそも電子回路にファイルの入出力なんてものは普通ない。
こんなコーディング規約を作っている時間があったら、もっとやることあるだろう。作業計画はどうしたんだ。
しかも、このコーディング規約は、//によるコメント禁止とか、グローバル変数は禁止とか、関数一つに付きソース一つとか、演算子についても、以下のように記述しなきゃならないとか、凄まじい分量である。

×score++;
○score ++ ;

そのこだわりには病的なものを感じる。
我々が作っているソフトウエアは、マイコン用である。グローバル変数なしで、どうやって割込み処理とか記述するんだよ。
こんなくだらない、そして恥ずかしいルールに従うのは時間の無駄である。
だが本社の言うことを無視するわけにもいかない。

ああ、そうか。我々が好きに書いたプログラムを、本社のルールに変換するプログラムを作っておけばいいのか。
一晩で大体動くものができた。あとで試作品を置いておく。

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