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2015年6月17日 (水)

クロロシス対策

植物の葉っぱが、微量要素の不足により、黄色や白っぽくなる現象をクロロシスと呼ぶ。
微量要素とは、鉄、マンガン、銅、ホウ素、亜鉛、モリブデンなどである。
一般的に農業では、微量要素は苦土石灰などをまいて補給する。だが石灰は、酸性を好むブルーベリーには都合が悪い。
酸性の苦土、たとえば硫酸苦土などは都合がいい。

この畑には、Tifblue(RE), Nobilis(RE), Powderblue(RE), Gloria(RE), Ozarkblue(SH)などが植えてある。

Bbpowderline Bbnobilisline

左の写真はPowderblue(RE)の列、右の写真はNoblis(RE)の列である。
両者は同じ年に、同じ大きさの苗を植えた。にもかかわらず、Nobilisだけにクロロシスが出ている。毎年、こんな感じなので、Nobilisの方だけが育ちが悪い。
Nobilisはクロロシスが出やすい品種なのか。とりあえず、ここの環境に合っていないようだ。

ここに硫酸苦土でもまけば、おそらく解決するのだろう。
だが、せっかくクロロシスなNobilisが4株もあるのだから、いったい何が不足しているのか調べてみようではないか。
以下は、ウメの話であるが参考になるかもしれない。

  • 黒ボク土では、マンガン不足が起こりやすい。
  • マグネシウム欠乏だと古葉から葉の黄化が起こる。
  • 亜鉛欠乏だと緑と黄化部のコントラストが明瞭である。

すべて該当しているじゃないか。これではクロロシスの原因がわからない。
また、ツノ丸の分析によると、畑の土はpH5.0、窒素分は硝酸態窒素がほとんど存在せず、アンモニア態窒素がほとんどとのことだった。
東(というか手前)の株から順に、硫酸マンガン散布、硫酸マグネシウム散布、無処理、両方散布とした。
いずれも1gを1.0Lの水に溶かしたものを葉面散布し、残った溶液は株の根元に捨てた。
葉面肥料は水に溶けていないと効果がないため、夕方の散布に散布し、夜露によって効果が続くようにした。ただし、散布した翌日の未明には土砂降りになった。

実験結果は後日。

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