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2015年1月 1日 (木)

三重のモチ小麦

正月と言えばモチ。そんなわけで、モチの話を書いてみる。

昨年、モチ麦の大麦をまいたという記事を書いた。20年前までは、モチ性の麦は、大麦しか存在していなかったが、近頃はモチ性の小麦もある。
そのモチ小麦だが、地元三重県桑名市の特産品となっている。

モチ小麦が開発されたのは1995年のことである。
モチ小麦が開発された当時、三重県の津市で特産化の動きがあった。しかし当時の品種は経済栽培には向かず、いい品種とはいえなかった。
そのためか、ほどなくして特産化には失敗した。
しかし、いったんモチ小麦が開発されると、これを育種素材として育種に取り組む試験場も出てきた。
そして2000年に、優秀な「あけぼのもち」という品種が開発される。
今度は同じ三重県の桑名市で、桑名モチ小麦と称して、再び特産化の動きが起こった。

モチ小麦は、同様に青森県でも特産化の動きがある。あちらは三重県よりも寒いので「もち姫」という品種が採用されているそうだ。
また現在、桑名市ではさらに優れた特性を持つ「うららもち」が栽培されている。

モチ性の大麦は、米を食べるアジアでしか評価されなかったが、小麦であればパン食の国でも利用できる。モチ大麦は外国でも育種の動きがあるようだ。

そういえば、モチ大麦の品種名はダイシモチのように片仮名の品種名が多い。それに対して、モチ小麦の品種名は「あけぼのもち」や「うららもち」のように平仮名が多い。

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