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2014年11月27日 (木)

クリの台木について

先日届いたチュウゴクグリの苗は立派だった。お姉さんたちは、根が小さいと騒いでいたが、苗としては何の問題もない。
この苗木はしばらくは問題なく育つと思われる。だが大きくなってからはどうだろう。

台木にはおそらくニホングリが使われている。接ぎ穂のチュウゴクグリは、ニホングリの台木と相性が良くない。大きくなると接ぎ木部分が活着不良を起こすことがある。

これを防ぐためには、モーパングリなどに接ぎ木するのがいい。
おそらく苗木がモーパングリの名で販売されていることはない。三度栗、七立栗、笹栗、紅珠、連珠、一才栗(※1)などはモーパングリである。手に入るならそれらを利用してもいい。

それが無理なら、利平が使えるかもしれない。利平はチュウゴクグリとニホングリの交雑種だから、生理障害はないだろう。
利平の苗にチュウゴクグリを接ぎ木すると、本来の台木、つまり根の部分はおそらくニホングリである。そして中間台木として利平、接ぎ穂が岡山1号となるが、これで問題はない。

中間台木はカキで広く使われている接ぎ木技術である。
渋柿と甘柿はあまり活着しにくく、大きくなってからも生理障害が起こりやすい。そこで不完全甘柿を中間台木として使ってこれを回避する。
また近年では、木を矮性化させるためにも利用されているそうだ。

※1.日本花卉では、2013-2014年に三度栗を一才栗という名で販売していた。

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