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2014年10月20日 (月)

甘夏がピンチ

父が甘夏の大木を伐採すると言い出した。

「甘夏なんて誰も食わん。伐ってミカンを植える」

親父は剪定や摘果をひどく嫌う。
剪定もせず、摘果もせず、握りこぶしくらいの小さな甘夏をバカみたいに収穫して来る。
そんなクズミカンは、春になると大量に廃棄されるのだが、親父はそれを「誰も食べない」と感じるようだ。

じつは同じ理由で、ブログに登場したビワの田中や文旦のメイポメロも、すでに伐られている。
親父にとっては、収穫できたのに捨てられるのが、伐採の理由になる。
摘果して育てた大きな甘夏なら、誰もが食べる。クズミカンは誰も食べない。そんな簡単なことが、半世紀たっても理解できないのだ。

いや待てよ。今回はチャンスだ。
伐るといっても、ケチの親父のことだ。収穫が終わるまでは絶対に伐らない。だったらその間に、私が徹底的に剪定し、ずいぶん遅いが摘果もしてやろう。
いつもなら剪定や摘果をひどく嫌うが、どうせ伐採するし、どうせ誰も食べないんだろ?
これなら堂々と作業できるに違いない。

この甘夏だって、みんなが大好きだった八朔を伐って植えたものである。
過去の日記を読むと、親父との攻防がよくわかる。
そして、説得してもムダだということもわかる。

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