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2014年5月 3日 (土)

GMOコーン

米国産の穀物用のトウモロコシのほとんどは、GMO(遺伝子組み換え作物※1)である。
GMOコーンは人間が直接食べるには安全性が保障されていないとされていて、どこの国でも認可されていない。
だが穀物としてのコーン、つまり飼料用コーンの大半はGMOコーンである。
私はGMOコーンが危険だとは思っていないが、そういった遺伝子で国内のトウモロコシが汚染されるのは反対である。

日本では、GMOコーンは一般的には栽培されていない。しかし飼料用コーンがこぼれ種として野良コーンと化しているような場所はある。
こういった場所では、栽培しているトウモロコシが、GMOコーンの花粉で汚染される可能性がある。ここでいう汚染とは遺伝子的な汚染、つまり交雑が起こるということである。
ただし日本であれば栽培品種との交配は滅多に起こらない。
こぼれ種のGMOコーンは1年で枯れるから野生化はしないし、日本でよく栽培されているスイートコーンはF1品種だから、農家の人も自家採種はしないだろう。
またスイートコーンとデントコーンが交配するとキセニアを起こすから、種子として使うとは思えない。

しかし、先日私が書いた鑑賞用トウモロコシ、グラスジェムコーン(Glass Gem Corn)がその遺伝子を持ったら厄介だ。
鑑賞用トウモロコシは自家採種するし、キセニアも起こらない。GMOコーンの遺伝子を持った美しいコーンが、汚染源として栽培され続ける可能性がある。
グラスジェムコーンの種子は、米国からの輸入が多い。いくら米国でも、GMOコーンの農場は近くにないと思うが、野良GMOコーンが生える牧場なら、いくらでもあるような気がする。

※1. 正確には、GMOは遺伝子組み換え生物のことである。

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