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2014年4月 8日 (火)

コーンの宝石箱や

数年前、米国ではGlass Gem Corn(グラスジェムコーン)というカラフルなコーンが話題になった。日本でも紹介されたので、知っている人もいると思う。
この写真が有名だ。

Cornrainbowhands Cornglassgemzoom

美しい色のコーンを作りたいのであれば、美しい粒をまくのではなく、美しい色の遺伝子を持ったコーンをまかなければならない。
たとえば黄と白の2色が混じるピーターコーンという品種がある。あれは黄と白の遺伝子を持ったタネをまいて育てる。タネの色は黄色だ。
そのタネをまくと、自家受粉によって、黄+白×黄+白の交配が起こる。するとメンデルの法則に従って、黄+黄:黄+白:白+白 = 1:2:1の割合でタネができる。
白+白の種子だけが白い粒となるから、全体の25%が白い粒になるというわけだ。
このことは、真空パックのピーターコーンを買ってくれば検証できる。白い粒がどれだけ混じっているか数えると、全体の1/4であることがわかる。
小学生の自由研究でもよく見かける。黄と白の色に関しては、こんな感じだ。

それ以外の色について考えてみよう。
たくさんの色があるように見えるが、基本的には青と赤に注目すればいいと思う。緑は黄+青、ピンクは白+赤である。青と赤は、色のON/OFFではなく濃淡となる。
これらを白に作用させたり、黄色に作用させたりして、様々な色を作ることになる。というわけで、美しい色を作るには、白い粒の遺伝子を制御するのがコツ。
これを自由研究でやったら今年も入賞間違いなしだが、残念なことにうちには中学生がいない。

このカラフルなコーンは、スイートコーンではない。
若いうちに収穫して、塩ゆでにして食べると、懐かしい味がする。私は食べ慣れているのだが、スイートコーンしか食べたことがない世代には不評である。
鍋にコーンと油、それに調味料を入れ、加熱してポップコーンにして食べるのが無難だと思う。
ちなみに油も使わずにレンジに入れるとこんな感じになる。

Cornglassgempop

このトウモロコシと、スイートコーンを交配して、カラフルなスイートコーンを作ったらどうかという人もいるかもしれないが、それはなかなか難しい。
これまたメンデルの法則が関係するのだが、やりたい人はキセニアでぐぐってガッカリするといい。

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