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2013年10月 1日 (火)

ブッシュチェリー

米国にはBush Cherryというベリーがある。
ブッシュ状のチェリーならなんでもいい。たとえばユスラウメ(Nanking Cherry)なども含まれる。
ただし日本でブッシュチェリーと呼ばれている植物とはまったく別の植物である。
新しい果樹なので、名前も定まっていない感じだが、育成者はDwarf Sour Cherryと呼んでいるようだ。
ああ、サワーチェリーか。
サワーチェリーなら日本にも導入されている。酸果桜桃ともいい、暖地桜桃よりも見事なサクランボが実るが、サワーという名の通り、酸っぱくて生食には向かない。生食が主流の日本では、あまり栽培されていない。

このサワーチェリー、かつてはたいした品種もなかったのだが、CarmineJewel(1999)という、うまい品種が発表されてから、少しずつ認知度が上がっている。

2004年あたりに、ロマンスシリーズという品種群が発表されると、一気に人気に火がついた。
あ、ちょっとそれは言い過ぎか。
私も興味があったのだが、資料が少なくてどうにも詳細がつかめない。
あまり出回っていないのだが、米国のナーセリーでは、CarmineJewelと、いくつかの品種が手に入ることがわかった。
ただ暖地での栽培ができるのかどうかさえわからない。米国ではCold Hardy Cherriesと名乗って、極寒の地で栽培できることがウリになっている。

育種には、サワーチェリーとモンゴリアンチェリーが用いられているようだ。
Sour cherry(P. cerasus)×Mongolian Cherry(P. fruiticosa)

ブッシュチェリーは自家受粉であるが、可能であれば受粉樹を用意した方がいい。
サワーチェリー=酸果桜桃=スミミザクラ(P. cerasus)ができるし、開花期が合うなら、暖地桜桃=シナミザクラ(P. pseudo-cerasus)も使えそうだ。

次回に続くが、明日の記事ではない。

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