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2012年2月10日 (金)

マルメロ弾丸トラベラー

今日は展示会の陣中見舞いを予定していたが、私は風邪でダウン。
風邪でイカレた頭で、いろいろと考えた。

昔、アメリカではマルメロのジャムはとてもメジャーなものだった。だがアメリカ全土に火傷病が広がり、全米のマルメロ園は壊滅的な被害を受けた。そんなわけでマルメロは、すっかりマイナーな果物になってしまったのだ。

現在、世界中で火傷病が発生していない国は、日本とオーストラリアだけ。なるほど、だったら余計に栽培する価値が上がるというものだ。

マルメロを栽培するついでに、マルメロの品種改良をするのも楽しそうだ。
現在、日本で出回っているすべての品種が、在来種とSmyrna由来の遺伝子を持っている。こんな品種だけで交配を続けていても限界がある。
異品種、できればPineappleやVanDemanなどの遺伝子を手に入れなければならない。
日本ではマルメロの苗木が輸入禁止になっているが、タネだけなら輸入できる。タネから育てた苗は、親品種にはならないのだが、交配用の親木としては十分だ。

さてマルメロのタネを手に入れるにはどうすればいいだろう。
まず秋になったらアメリカに旅行する。
スーパーでマルメロの実を買い込んで、ホテルの部屋で実を割る。マルメロは果実さえも輸入禁止なのだ。
それからタネだけを取り出して、手荷物としてタネを持ち帰るという計画だ。

それまでにマルメロの実を見て、外見で品種がわかるようにしてく必要がある。
実生苗は高接ぎによって生長を早めて特性を判定する。台木もたくさん育てておく必要がある。

そういえば、うちの畑はすべて高速道路の下になるんだっけ。
植える場所はどうしたものか。

マルメロのジャムは、ジャムにうるさい家族にもなかなか好評だった。

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コメント

ご訪問いただきましてありがとうございました。
まだまだ知らないことがたくさんあることを痛感しました。

マルメロもジャムに出来るんですね!
将来ジャム屋を目指しているのでいずれ挑戦してみたいです(^^)

というか、カリンはジャムにできないし、マルメロは普通、ジャム以外では食べません。
外国だと砂糖煮などでも食べますね。
ナシやリンゴなどと比べると育てやすい果樹ですが、生食できないのが難点です。

風邪の方は、いかがですか?お大事になさって下さいね。

KOHさんは、どうやってマルメロと出会ったのですか?
また、KOHさんが育ててみようと思わせるほど、香りの良いものなのですか?

風邪、まだ治らないです…。
マルメロについては子供の頃から知っていました。
マルメロはポポーと同様に、日本で出回っている品種がとても古いのです。このことを知ったのが、マルメロ栽培のきっかけです。
マルメロの香りは、カリンと同じと思っていただければわかりやすいかと。

先日は私ブログに投稿していただいてありがとうございました。
たぶんこちらのほうがよくご覧になると思うので、こちらに返答させていただきますね。

えっと、あの記事は一昨年のものなのですが、当時ロンドンに住んでおりました。数カ月前に日本に戻りましたが。
というわけで、現地で購入したものです。たしか、ポルトガルからの輸入もので、普通にスーパーで買いました。マーケットなどでも売っているそうです。

マルメロ(クインス)は、いろんな種類があるのですよね。カリンもその一つ、という認識でした。手元の本にはこう書いてあります。

JAPONICA QUINCE:... the hard yellowish fruits are virtually inedible raw, but can be cooked and used like quinces. ...they are still sufficiently aromatic to make an excellent addition to pies and tarts. They can also be made into both quince jelly and quince cheese.
("FRUITS" Kate Whiteman, Maggie Mayhew, Southwater)

Quince として出ている写真は、青リンゴのような感じで、丸いものです。私が見たのは、黄色の皮のものばかりでしたが。

というわけで、お役に立てなくてすみませんが、マルメロの実をお求めになるのなら、アメリカではなく、ヨーロッパのほうが確実ではないでしょうか。
10~11月頃にタイミングを合わせて頂いた上で、スペイン・ポルトガルに行かれると、結構いろいろな種類のマルメロに出会えるかもしれません。ロンドンでしたら、「ここで」とお伝え出来るお店がいくつかあります。

興味がおありでしたら、Nigel Slater という料理人の本、Tender Volume II にざっと栽培や品種の説明、調理法などが出ています。大型の分厚い本で、ちょっと高めですが。アマゾンUKで買えると思います。

コメントありがとうございます。
アメリカの品種が欲しいのですが無理なので、せめて遺伝子が欲しいのです。
特に米国で栽培されているPineappleやVanDemanという品種を探しています。
日本でよく栽培されているSmyrnaは欧州の品種でして、これならクリック一つで購入可能です。
我が家で栽培しているKaoriの親品種でもあります。

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